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新型コロナの影響で拡充した「マル経融資(小規模事業者経営改善資金)」とは?

新型コロナの影響で拡充した「マル経融資(小規模事業者経営改善資金)」とは?



マル経融資(小規模事業者経営改善資金)とは、商工会議所等で、経営指導(原則6ヵ月以上)受けた人に、無担保・無保証人で、日本政策金融公庫が融資を行う制度です。

これに対し、新型コロナウイルス対策マル経融資は、新型コロナウイルスの影響によって売上が減少した小規模事業者の資金繰りを支援するために、通常のマル経融資(2,000万円)とは別枠で設けられた1,000万円の融資枠です。具体的には、以下の通りです。

<限度額>
1,000万円

<条件>
マル経融資の条件となる以下の要件1に加え、要件2が必要です。

・要件1
①常時使用する従業員が20人以下(商業またはサービス業(宿泊業および娯楽業は除く)は5人以下)の法人・個人事業主である
②商工会議所において経営や金融の指導を一定期間受け、事業の改善に取り組んでいる
③直近1年以上、商工会議所の地区内で事業を実施していること
④日本政策金融公庫の融資対象の業種に属している(商工業者である)
⑤税金(所得税、法人税、事業税など)をすべて納めている

・要件2
最近1か月等の売上高または過去6か月(最近1か月を含む)の平均売上高が前3年のいずれかの年の同期と比較して5%以上減少またはこれと同様の状況にある小規模事業者。

<返済期間>
運転7年以内(据置3年)
設備10年以内(据置4年)

<利率>
通常のマル経融資から当初3年間0.9%引下げ(2021年10月1日時点)
また、特別利子補給制度が適用される場合は当初3年間は実質無利子となります。

東京商工会議所HP参照https://www.tokyo-cci.or.jp/marukei/