【保険代理店】の開業におけるポイント
【概要】
保険代理店には、契約している保険会社の保険のみ販売するもの、複数の保険会社の保険を販売するもの、大手保険会社が自社の保険のみ販売するもの、などに大別されます。
現在では、単独の商品のみ紹介する専属の代理店よりは、様々な保険会社を横断して比較検討が可能な「乗合代理店」が多くなっています。
【開業手続き等】
保険代理店の開業では、「生命保険募集人」の資格が必須です。
また、複数の保険会社の保険を販売する場合は、「専門課程試験」や「変額保険販売試験」の合格が必要となります。
なお、保険販売をするためには、さらに保険代理店資格を有する必要もあります。
【開業のポイント】
・提案力
顧客の立場にたち、いらないものはいらないと親身にアドバイスすることが重要です。売りたいが先に立つとその雰囲気を顧客は敏感に察知し、離れていきます。仮にもし契約できたとしてもリピーターにはならないでしょう。
顧客の声に耳を傾けられる人材は実はあまりいないのが現実です。しかし、顧客は同じ目線で考えてくれる人を求めています。保険ありきではなく、長期的なパートナーとして保険以外の相談(家庭や子育てなど)の相談に乗ることも重要です。
・FC利用
保険代理店においても、フランチャイズを利用することができます。運営ノウハウを得ることができるほか、知名度による集客がしやすい面などの利点があります。