【リサイクルショップ】の開業におけるポイント
【概要】
リサイクルショップは、一般の小売業と比べると、粗利益が高めにすることが可能ですが、その参入障壁の低さから、競合が多い分野となっています。そのため、リサイクルショップを運営するには、優良な仕入先の確保と、高度な仕入の目利き力が求められます。
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【開業手続き等】
リサイクルショップの開業には、「古物商許可」の取得が必要ですので、警察署に申請して取得しましょう。仮に、違反すると3年以下の懲役(または100万円以下の罰金)の罰則がありますので留意する必要があります。
【開業のポイント】
・価格設定
現在、インターネットの普及により、消費者が価格相場を容易に把握することが出来るようになりました。このため、価格はしっかり調査のうえ、値付けすることが重要です。
必要以上に利益を上乗せした場合、高い店とのレッテルが貼られユーザが遠ざかってしまう恐れがあるので留意する必要があります。
・FCの利用
フランチャイズの傘下に入ることも有効です。ノウハウを利用できるほか、知名度を活かして集客がしやすいことがメリットです。また、フランチャイズの独自の販売ルートを利用することも可能であり、不良在庫を抑制することができる点も大きな利点となっています。
・仕入先の確保
リサイクルショップの廃業理由の大きな要因として、仕入ができず販売する商品がないことが挙げられます。そのため、仕入先の確保は最も重要なポイントとなります。
SNSやHPを通じて、買取の顧客を募ることはもちろん、全国に設置されている古物市場での調達が重要となってきます。古物市場は、古物営業許可証の取得者以外は利用できないため、仕入の面で優位性を保つことが可能です。
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