銀行口座は3つの用途に分けて開設すべき?
口座を目的別に分けておくと、混同せずにすみ、資金管理面でも効率よく管理できます。
支払いに対していくら足りないということが把握しやすく、間違いのないように資金管理が可能です。そのため、大きく分けて「入金口座」「支払口座」「税金支払口座」の3つを用意すると便利です。
【入金用】
売り上げの管理に役立ちます。未入金売り上げの管理や、支払い方法別(クレジットか現金かなど)の管理も可能です。また、インターネットの口座明細をコピーし、エクセルに貼り付けすることで、ソート機能や関数も利用してより複雑な管理も可能となります。
【支払用】
支払いの管理に役立ちます。事業に必要な、商品仕入・光熱費・給与支払・借入金返済など、定例的な出費を管理することができます。未払いの費用についても管理しやすくなります。。
支払いは振込手数料が必要ですので、無料となるようなサービスのある銀行やネット専業銀行を利用するとコストを抑えることが可能です。
【税金支払用】
所得税や住民税、法人税等を支払うための口座を別途用意しましょう。まとまった金額を支払うことになるため、専用口座を作って、貯めておく必要があります。
納税資金を他の口座と混同して管理してしまうと、実際の納税支払いの際に、他の支払いで落とされていて、いつの間にか足りなくなっていたということになりがちです。
税金を滞納すると融資が受けられなくなることもありますので、明確に分けて管理しましょう。