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【BAR】の開業におけるポイント

【BAR】の開業におけるポイント



【概要】
BARの経営における利点は、他の飲食店に比べて、粗利が取りやすいということです。お酒好きの方が来店されるため、食事でおなかを満たすというよりは、高単価のお酒を何杯も飲んでおなかを満たします。また、商品はお酒が主ですので、賞味期限が長く在庫廃棄が少ないのも特徴です。

【開業手続き等】
 資格で必要となるのは、飲食店の開業や居酒屋の開業と同様に食品衛生責任者と防火管理者の資格が必要となります。
許認可が必要であり、深夜営業には警察の許可取得に留意する必要があります。
具体的には以下の通りです。

・食品衛生責任者の設置
保健所指定機関による講習の受講やその受講者などの資格保有者が必要です。
・飲食店営業の許可(酒類提供飲食営業開始届出:保健所)
開店にあたり設備など条件が提示され、保健所職員の臨店確認が行われます。

この他、収容人数によって防火責任者(バーの収容人数が30人以上の場合:消防署)が必要となります。

【開業のポイント】
・技術力、雰囲気
 ワインを提供する場合は、「ソムリエ」「ワインアドバイザー」「ワインエキスパート」などの資格を取得していると顧客からの信頼度を得ることができます。
 また、顧客はバーに対して「日常とはかけ離れた空間」を求めます。このため、店舗内は整理整頓された見た目にも美しい空間を演出することが重要です。

・仕入れ先を確保
 良いお酒の仕入が確保されていることは、バー運営の生命線です。日頃から仕入業者とは密に接し、信頼関係を構築して深い人脈を作っておきましょう。また、リスク管理のため、新たな仕入れ先の確保に目を配り続けることも重要です。

・差別化
 店舗形態で競合との差別化を図ることも可能です。例えば、お酒を飲みながら、マジックを見る(マジックバー)、特定のジャンルの音楽を聴く(ミュージックバー)、好きなスポーツを見る(スポーツバー)などのように、お酒×趣味でコンセプトを明確にしても良いでしょう。また、女性のバーテンダーを採用するなども差別化の方法として挙げられます。