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【産業カウンセラー】の開業におけるポイント

【産業カウンセラー】の開業におけるポイント



【概要】
 産業カウンセラーは、経済社会で働く人に対して、主にメンタルヘルス面のサポートをする専門家です。主に企業に駐在したり、公共職業安定所(ハローワーク)や学校、医療機関などで勤務しています。
 メンタルヘルス対策は厚生労働省も後押ししている政策であり、産業カウンセラーは現在、重要が増加している業種の一つです。経験を活かして個人で開業することも可能です。

【開業手続き等】
開業するにあたって、特別な許認可は不要になります。
資格については、顧客からの信頼度を上げるために、日本産業カウンセラー協会の「産業カウンセラー」の資格を取得が望ましいです。
 なお、産業カウンセラーの受験資格を得るためには、以下のいづれかの要件を満たす必要があります。
・試験日に20歳以上でかつ日本産業カウンセラー協会が行う講座を修了していること
・4年制の大学または大学院研究科において心理学又は心理学に隣接する科学系を専攻し、修了していること
以上の資格を満たしたうえで、学科・実技試験に合格することで産業カウンセラーの資格を取得が可能となります。

【開業のポイント】

・実務経験の蓄積
 現実には、企業の人事部などで働き、その際に産業カウンセラーの資格を取り、社員のメンタルヘルスやセクハラパワハラなどへの対応など様々な問題解決を実務として経験した方でないと開業は困難でしょう。
 お悩みを抱える方への繊細な気配り、真摯に自分のこととして共に悩み寄り添う親身さ、難しい問題でもあきらめず解決に導く力が重要となります。

・各種知識の習得
職種や業界についての慣習や、労働関係の法令・施策等についての知識、過去の判例など、多種多様な知識が求められます。