新型コロナの環境下における融資関連の詐欺にご注意ください

新型コロナウイルス感染症の環境下に乗じて、ショートメッセージ（SMS）、ソーシャルネットワーキングサービス（SNS）、ウェブサイト等において、融資関連の詐欺が確認されています。
 新型コロナウイルス感染症を利用して不安をあおるような犯罪の被害にあわないように、知らない番号からの電話やメール、SNS等には十分に注意するよう日頃から警戒することが重要です。

【事例】

・SNS等において、「個人間の融資」や「給与の買取り」をうたって、違法な貸付けが行われる事例

SNSやウェブサイトなどにおいて、「コロナでお困りの方へ」などと勧誘し、貸金業法上の登録がない業者が、個人間での融資を装ったり、給与の買取りをうたうなどして、高い利率による違法な貸出しを行ったものです。

・政府系の金融機関等による融資のあっせん等をうたう事例
政府系の金融機関や民間の金融機関による新型コロナの対策融資のあっせん等をうたって、高額な手数料を要求したものです。

また、このほか、「特別定額給付金の振込みのために手続きが必要」などといったメールやSMS を送付し、いわゆるフィッシングサイトと言われる偽サイトに誘導し、口座番号やクレジットカード情報等の個人情報を騙し取ろうとする事例などが散見されます。

少しでも不審に思ったら、話を進めずに警察や金融庁に相談したうえで、判断することが重要です。

金融庁HP参照　https://www.fsa.go.jp/news/r1/ginkou/20200407/20200407.html