新型コロナウイルス関連で融資を受ける際の必要書類と作成方法
新型コロナ関連、ここでは新型コロナウイルス感染症特別貸付を日本政策金融公庫から受ける際に必要な
主な必要書類および記載ポイントを説明します。
【必要書類】
<中小企業向け>
<個人、小規模事企業向け>
なお、公庫とお取引がない方は、履歴事項全部証明書または登記簿謄本(法人)、ご商売の概要、代表者の運転免許証またはパスポートのコピーなどが必要です。
【記載上の注意点】
「新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書」は、他の借り入れにはない新しい書類ですので、この書類に関して、よく悩まれる点、間違いやすい点を中心に記載方法を説明します。
―「新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書」の記入ポイント―
・「売上高①、③欄」の記載方法 (業歴が1年1か月以上の方)
(例)令和3年1月 22 日申込みで、「最近1ヵ月間」と「前年の同期」を比較する場合、
①欄:「令和2年 12 月 / 同月の売上高」
③欄:「令和元年 12 月 / 同月の売上高」 を記載してください。
(例)月の途中から売上高が減少している方・締日が月末でない方場合で、
「令和2年 12 月 21 日を起算日とする1ヵ月間」と「前年同期」を比較する場合
①欄:令和2年 12 月 / 令和2年 12 月 21 日~令和3年1月 20 日の売上高
③欄:令和元年 12 月 / 令和元年 12 月 21 日~令和2年1月 20 日の売上高を記載してください。
・「平均売上高②、④欄」の記載方法 (業歴が1年1か月以上の方)
お申込時点の最近1ヵ月間を含む過去6ヵ月間の平均売上高を記載してください。
(例)令和3年1月 22 日申込で「過去6ヵ月間の平均」と「前年の同期」を比較する場合
②欄:令和2年7月~12 月 / 同期間の平均売上高
④欄:令和元年7月~12 月 / 同期間の平均売上高