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【ドッグカフェ】の開業におけるポイント

【ドッグカフェ】の開業におけるポイント



【起業】
・内閣府の「動物愛護に関する世論調査」によると2003年には全世帯の36.6%がペットを飼育しており、なかでも犬の飼育率は高く、全世帯の2割強が犬を飼育しています。このペットブームを受け、郊外や都市部でもペットと一緒に飲食ができるカフェが増えています。

・ドッグカフェの特徴としては、散歩途中に立ち寄るのがコンセプトで、犬と飼い主の両方にサービスを提供しています。オープンテラス形式が多く、店内でペットが自由に歩ける店と、決められた場所にリードでつなぐ店とがあります。
ドッグフードやグッズを販売したり、しつけ教室を開催する複合カフェの形態も増えています。

【必要な手続き】
カフェの場合、「飲食店営業」か「喫茶店営業」のいずれかを申請します。

<必要な許可の種類>
次のどちらかを所轄保健所に申請します
■飲食店営業:食品を調理し、または設備を設けて客に飲食をさせる営業
■喫茶店営業:喫茶店、サロンその他設備を設けて、酒類以外の飲物または茶菓を客に飲食させる営業(自動販売機も含まれる)

<必須責任者の資格>
■食品衛生責任者 *栄養士、調理師、製菓衛生師、食品衛生管理者の資格を持っていれば、食品衛生責任者の有資格者になれます

【起業にあたっての留意点】

1.立地・店舗
交通量・周辺人口・ペットの飼育動向・競合店の数および営業状況などを調査します。公演に近いことが好条件です。
2.店舗仕様・衛生管理
衛生上、次のような点に配慮した設備にし、営業時間中にもこまめに清掃します。
・防臭壁紙・傷や汚れを防ぐ壁クロス・床材の使用
・換気システム・空気清浄機・フィルター付き換気扇などを設置
・ペット用足洗場を入り口に設置
3.メニュー
◇飼い主向けメニュー
店舗コンセプトや立地条件、顧客ターゲットのニーズに合わせ、訴求力のあるオリジナルメニューを作ります。付加価値をつけることで値頃感を出し、利益率をあげます。
◇犬用メニュー
おやつとして提供するのが主流。
ドッグフード、ジャーキー、フルーツ、ミルク、クッキーなど。ペットの健康管理を考えたダイエットフードや健康補助食品も取り揃えます。

(参考HP)J-Net21HP https://j-net21.smrj.go.jp/help/index.html