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融資を受ける際に面談でよく聞かれる質問とは?

融資を受ける際に面談でよく聞かれる質問とは?

日本政策金融公庫の融資を受けるとなると、避けて通れないのが面談です。
融資の審査の合否をこの面談でほとんど決めることとなります。

融資面談は担当者が融資希望者に様々な質問をして、本当に融資を受けさせても良いかを見極めるためにあります。となると重要なのはいかに融資担当者を納得させられるかです。そのために事前によく聞かれる質問の対策をしていくと有利に進むでしょう。

今回はそんな融資面談の際によく聞かれる質問について説明していきます。


面談の質問の意図を見抜く

面談で質問される内容の糸は主に二つに分かれ、「事業の内容が理解できないから、わかるように説明してほしい」と言う思いの質問と、「事業の内容は把握できているので、当事者がその内容についてどのくらい具体的に答えられるかを確認したい」と言う思いの質問の二つで構成されます。

質問というと疑問を解消するものというイメージが強いですが、融資面談の質問は後者の確認するテストみたいな意味合いがとても強いです。 そのため、面談の前の必要書類を作成する段階をしっかりと行っていないと、細かい部分を聞かれた際に受け答えができないことになってしまいます。 そうなってしまうと融資担当者に信頼できないと思われて融資を受けられなくなります。


面談で聞かれる項目

実のところ、日本政策金融公庫は、創業審査の具体的な審査基準を持っていません。 というのも、創業計画書や職歴、自己資金などを総合して審査を行うため、それらを数値化して基準を決めることができないからです。 そのため、面談での質問というのが、審査を行う上で非常に重要になってきます。

聞かれる項目は主に

・自己資金はどうやって集めたか
・公共料金や家賃などに滞納はないか
・創業の動機は何か
・事業の経験はあるか


など、創業計画書の内容に準じたものがほとんどです。

融資担当者は過去の実績がない初めて創業するものに対し、創業計画書などの必要書類から信頼できるかを判断しなくてはなりません。 そのため、創業計画書の内容を創業者がしっかりと把握しているか、各項目の細かい部分まで答えられるかを確認することで、融資をするかしないかを決めます。


面談の際によく聞かれる質問とは

面談の際によく聞かれる項目は、創業計画書の内容に関する質問がほとんどです。 創業計画書の項目は、大きく8つに分かれていて、

・創業の動機
・経営者の略歴
・取扱商品・サービス
・取引先・取引関係等
・従業員
・お借入の状況
・必要な資金と調達方法
・事業の見通し(月平均)


の8つとなります。

質問は基本的にこれらの項目のどれかについて深く掘り下げた質問をされます。必要な資金であれば何にいくら必要なのかなど、具体的な数値を求められたりもします。
しかし、面談の時間は1~2時間と限られているので、1回の面談で全てを聞かれることはないかもしれません。そうだとしても、どれを聞かれても問題ないように対策しておく必要があります。


融資面談の際に聞かれる質問は、そのほとんどが創業計画書にそったものになります。そのため、面談の対策は創業計画書をしっかりと作成するということになります。
融資の審査を準備する時のコツは、やることを順番通り完璧に進めることです。また、質問の受け答えが一問一答にならないようにするのもコツです。必ず単語で答えを出すのではなく、根拠や理由など文章で回答をするようにしましょう。