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【フードトラック】の開業におけるポイント

【フードトラック】の開業におけるポイント



【概要】
 フードトラックの利点は、店舗を構えず人が集まる場所へ自由に移動できる点です。立地が経営に大きな影響を与える飲食業においては、フードトラックは大きなメリットとなります。
 ビジネス街のランチタイムやイベント会場などの集客が見込める場所に出店することで、効率的に利益を出すことが出来る形態として注目を集めています。

【開業手続き等】
 調理品を販売する場合は、食品衛生法に基づく営業許可、また、その場で飲食してもらう場合は、飲食店営業や喫茶店営業の許可も必要となります。
 また、「食品衛生責任者」を1人置くことが求められています。
 そのほか、路上や公園で販売を行う際は、事前に管轄する警察署や自治体の許可が必要となります。

【開業のポイント】

・商品提供の時間短縮
調理品を提供する場合は、提供時間の短縮が重要です。調理時間をより短縮化できるよう調理工程のマニュアル化を行い、調理器具の配置を工夫することなどが必要です。
 特に、ビジネス街における昼食需要を狙った形態では、昼休み時間が限られています。このため、時間がかかる=利用されないので、提供時間の短縮は生命線となります。
 調理工程以外にも、電子決済(〇〇ペイ)の導入、袋詰めのセルフサービス、釣り銭の事前準備などは最低限行いましょう。

・リスク管理
 車両保険とPL保険(万が一食中毒などの事故が起こった場合の損害賠償に対応)に加入して、万一の事態が起こっても事業が存続できるようリスク管理を行うことが望ましいです。

・集客の工夫
車体自体が広告であるため、例えばクレープならその絵を車にデザインなど工夫を凝らすにであることが必要です。販売場所と販売日時については、SNSなどでプッシュ通知し、販売場所では、目立つ看板を置いて集客を図ることが重要です。