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シニア起業家が開業資金なしで起業する方法

シニア起業家が開業資金なしで起業する方法

人生100年時代の中で、あなたは定年退職後の30年をどう過ごしますか?
「定年後も働き続けたい、定年後だからこそ挑戦をしたい。でも資金が足りない…」
60代以降のシニア層が起業家の約30%を占めている現状からわかるように、起業に対して興味を持つシニア層の方は多くいらっしゃいます。しかし、それはこれまでの経験や貯めてきた貯蓄があるからこその起業であることが多く、開業資金なしでの起業はあまり社会の中では触れて来られることがありませんでした。そこで、本記事では起業をしたいシニア層に限定し、開業資金なしで起業する方法をまとめさせていただいております。


開業資金がかからないのは、固定費がないビジネス

結論として、開業資金がかからないビジネスは「固定費が一切かからない」ビジネスであると言えます。なぜなら、出ていくお金が一切なければ出費は限りなく0になるからです。
では、出ていくお金が少ない/ゼロに近いビジネスとはどういうものなのでしょうか。本章ではインターネットショッピング(EC) / コンサルタント / パソコン教室という3つのビジネスを分析することを通じてわかりやすく解説していきます。

ビジネス例①インターネットショッピング(EC)業

インターネットショッピング(EC)の特徴は
  • 『①実店舗を持たずに小売業を営めることで、固定費が削減される』
  • 『②世界へ売り出すことができるため、より多くの人にリーチできる』

という二点です。

①実店舗を持たずに小売業を営めることで、固定費が削減される

従来小売を行うといえば、実店舗をもって販売していくというイメージから、ある程度の資金が必要であるというイメージを持つかと思います。
しかし、実店舗を持たずに物を販売していくインターネットショッピング(EC)は、インターネットやSNSが普及した現代で特徴的なビジネスかもしれません。

②世界へ売り出すことができるため、より多くの人にリーチできる

これまでの小売店では、そのお店の周りに住んでいる/来た人に対して物を売っていくという、非常に地に足をつけた商いのやり方でした。しかし、インターネットが登場したことによって、いつでも全世界に向けてリーチすることが可能となったため、販売機会が圧倒的に増えることになりました。
また、日々人の求めるものがアップデートされ続けるため、ファッションの移り変わりが非常に早いことも、特徴の1つかもしれません。


ビジネス例②コンサルタント業

コンサルタント業の特徴は

  • 『①自分自身の知識や経験がお金となっていく』
  • 『②ニッチな知識でも役に立つ可能性がある』

という二点です。

①自分自身の知識や経験がお金となっていく

最も原始的な取引の方法といえば、物々交換であり、それはつまり実体として存在するものを交換することです。しかし、コンサルティングでは、時には実体のある物をサービスの中で提供することもありますが、多くの場合は実体のない知識や経験から学んだ法則などについて提供することがほとんどです。
それによって、自分自身の知識や経験がお金となっていくということがコンサルタント業の特徴です。また、物を提供したら以上で終わりという単純な取引ではないことも特徴として挙げられるでしょう。

②ニッチな知識でも役に立つ可能性がある

コンサルティングとは、なんらかしらの問題に対して解決策を示し、その発展を助ける業務であり、それに従事する人のことをコンサルタントと呼びます。この定義からいくと、コンサルタントは誰にでもなれる可能性があり、時には鉄道オタクや生物オタク、機械オタクといった自分の特徴が活かせる可能性があります。
その意味で、開始のハードルが低いものの、お客様の満足度を得るためには圧倒的な知識量や努力量が必要になるというのも、コンサルタント業の特徴でしょう。

開業資金を得るための方法

インターネットショッピング(EC)業とコンサルタント業の二つを、ご紹介させていただきました。前者は「実店舗という固定費を削減すること」で開業資金なしでも起業のための事業を興せる、後者は「自分を商品として売り出すこと」で特別な準備などをしなくとも、起業のための事業を興せる。そのような特徴がそれぞれにあったかと思います。
突然開業すると言われても、なかなかハードルが高いと感じる方が多いかと思います。しかし、実際の起業とは、身の回りの小さな課題ややりたいことから発展させていく、全くリスキーなものではなく地に足のついた現実的な方法です。

ぜひ今回ご紹介した以外にも多くに事業やビジネスがありますので、皆様の観点で一度お考えになられてみてください。