インターネット関連の無店舗ビジネスで創業する場合でも融資申し込みできますか

【ネットビジネスの融資申し込み】
 スマートフォンの普及でいつでもどこでもモノやサービスを購入することができるようになり、ネットビジネスの市場は拡大傾向にあります。
 また、インターネット上でのみ販売する事業者は、現実の店舗が不要なだけでなく、既にあるアマゾン、楽天のような巨大ショッピングモールのプラットフォームで簡単に出品することが可能です
 このことから、比較的身軽に創業することができ、その数も増えているため、現在では珍しいものではなくなってきています。よって、ネットビジネスで起業したい方でも融資を受けることは可能です

【ネットビジネスの融資申し込みの留意点】
ネットビジネスについても、通常の融資通り、審査のポイントは変わりませんが、慣れていない融資担当者もいることから、ビジネスモデルについて簡潔でわかりやすい説明をすることが重要です。

ネットショップの開設・事業展開を考えた場合、土地、建物などの固定資産が少なくて済むことや、情報技術の活用によって人件費を削減できる事から、すぐに開店できる事がネットビジネスの最大のメリットです。

誰でも参入しやすい反面、競合が多い分野でもあります。そのため、競合他社に比べ、ここが勝っているという優位性を伝えることが大事です。
例えば、
・魅力的な商品の仕入れに独自のルートがある
・目利き力のあるバイヤーを抱えているなど、
・販売する商品のニーズをキャッチするリサーチ力に優れている
など、具体的に示すことが重要です。

余は、継続して利益を生むことができるということを、誰が聞いても納得する形で伝えることが出来れば、審査の承認を得やすいでしょう。
なお、通常の融資通り、自己資金や信用情報のチェックはありますのでそこをクリアしていることが前提となります。

まずは、個人や小規模事業者を中心とした融資を手掛ける日本政策金融公庫の「新創業融資制度」を検討すると良いでしょう。