日本政策金融公庫における創業融資の上限額はどのくらい？

日本政策金融公庫における創業融資の代表格は、「新創業融資制度」です。
無担保・無保証で利用できるもので、創業時の資金繰りの支援に対応しています。

【新創業融資制度とは】
新創業融資制度とは、新事業を始める方や事業開始後間もない方向けの融資です。無担保・無保証人で借入可能なことが特徴です。
対象となる方は、「新たに事業を始める方または事業開始後税務申告を２期終えていない方」となります。

＜概要＞
・融資限度額       3,000万円（うち運転資金1,500万円）
・返済期間          設備資金の返済期間：20年以内
運転資金の返済期間：7年以内利率（年）
・利率
【新創業融資制度（無担保・無保証人）】　　　　　　　　日本政策金融公庫HPより抜粋

（令和3年10月1日現在、年利％）

【融資の上限は？】
上記のように、「新創業融資制度」の上限ラインは3000万円となります（運転資金については1,500万円が上限です）
ただし、これはあくまで上限です。現状はこの範囲内で、債務者の事業規模に適した金額が審査で決定されます。つまり、3,000万円までが上限ですが、実際の融資額は1,000万円以内が多いとされています。事業規模に合った必要金額で申し込みするようにしましょう。