【タイ古式マッサージ店】の開業におけるポイント

【概要】
タイ古式マッサージは、体を伸縮させるストレッチを取り入れた手法を用いており、クイックマッサージ店との違いが明確化されています。リラクゼーション業界でもとりわけ固定ファンが多い分野となっています。

【開業手続き等】
タイ古式マッサージ店を開業するのに、必要な許認可などは特にありません。
ただし、税務署への開業届は必須となります。

【開業のポイント】

・店舗仕様
 リラクゼーションを主とすることから、雰囲気作りは重要です。照明やタイ雑貨、香水なども用意して異国にいるかのような店舗設計が重要です。また、外の喧騒の雑音が入らないよう防音対策も必要です。
 タイ古式マット状での施術となることから、専用マットを一定数準備する必要となります。
 基本的には、人通りの多い、駅近くの商業施設などに店舗を構えることで集客がしやすくなります。その他、ビジネス街のマンションの一室を隠れ家風な雰囲気に仕立てて開業することも可能ですし、自宅を改装して利用するのも一つの方法です。

・技術力、メニュー等
 特に資格は不要ですが、顧客の信頼感を得るため、タイで古式マッサージの資格を習得することも有効です。１か月以内の短期の留学で資格の取得は可能になります。
 メニューとしては、古式マッサージのほか、もみほぐしもメニューにいれておくことで、あらゆるニーズに対応できます。

・集客の工夫
ホットペッパーなどのサイトに登録し、口コミを充実させることも一つの方法です。
 過去に良い評価の実績のある店舗とそうでない店舗では信頼感が全く違います。
口コミ投稿した場合は、割引クーポンを発行するなどのインセンティブを与えることで口コミ投稿を促しましょう。
 また、確実に投稿してもらうため、施術後にその場で投稿すると今回施術分を即割引するような取り組みをすることも重要です。その際は、無料で飲料を提供するなどの工夫を行うことで投稿率をアップすることも可能です。