【ネイリスト】の開業におけるポイント

【概要】
 ネイリストとしての開業は、特に許認可が必要もないため、技術力を要していれば低コストで可能です。このため、参入障壁が低い業種ではありますが、競合も多くなりやすくいかに差別化できるかがポイントとなります。
 開業の種別としては、店舗で開業、自宅で開業、出張ネイリストとして開業などがあります。

【開業手続き等】
 ネイルサロンを開業するにあたり、必須の資格や許認可は特に必要ありませんが、あると望ましい民間資格として、日本ネイリスト協会が主催する「ネイリスト技能検定試験」がああります。

【開業のポイント】
・技術力
 顧客がネイリストを選ぶ際に重要視するのは、ネイリストとしての過去の実績や資格の有無です。サロン開業においては、信頼度が全くない状態でスタートします。そのため、ネイルコンテストなどには積極的に参加し入賞を得る努力をすることが望ましいです。
 その他、ネイリスト技能検定試験の取得など自己研鑽をして、技術力に磨きをかけ続けることが重要です。

・差別化
 競合に対していかに差別化するかが経営を存続させるうえで大きなポイントとなります。例えば、時短のネイルを提供したり、ハンドマッサージなどの手に関連した癒しを提供メニューに加えることも有効です。
 自宅開業であれば、子供同伴ＯＫとするなどの対応も差別化要因となります。

・集客の工夫
 ITを駆使して集客を図る必要があります。ＨＰやSNSでの情報発信はもちろん、顧客とネイリストをマッチングするアプリなどの利用も、集客促進する一つの方法です。