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業歴が浅い場合に銀行融資は受けられる?必要書類なども紹介

業歴が浅い場合に銀行融資は受けられる?必要書類なども紹介



開業1年程度の業歴の浅い事業者が銀行から融資を受けるのは、簡単な道のりではありません。銀行はどうしても過去の実績面を重視する傾向があるからです
業歴の浅い事業者が融資承認を得るためのポイントと、必要書類について説明します。

【主な必要書類】
・商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)/会社の存在証明を確認
・経営計画書/企業の経営方針を確認
・試算表/直近の経営状態を確認
・資金繰り計画表/現金の動き、過不足などを確認
・資金使途の資料/銀行融資の使い道をを確認
・決算書類(損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー表等)/年度の収益等を確認
・納税証明書/税金の納税を確認

【融資承認のポイント】
 上記書類のうち、経営計画書は今後の展望を示すことで審査のうえで重要な書類です。以下のようなポイントに留意して作成しましょう。

①事業計画の妥当性
・販売先や仕入先が確保されているか
・業界規模からして売上計画が妥当な範囲か
・収益と借入返済のバランスが妥当か(返済能力があるか)
・業界の当面の見通しは把握できているか
・売上の算出根拠を完結に説明できているか 等

②最悪のシナリオを想定しておく
 融資審査では、担当→担当の上司→次長→部長などのように、複数人によってチェックされます。その中でよく指摘される項目が、収益計画の甘さです。
 これを理由に突き返されると、修正するために相当の時間を要してしまいます。
このため、それを見越して最悪のシナリオをご自身で想定し、その最悪のシナリオに 沿っても、収益が維持できるということを根拠を持って伝えることが重要です。
 これにより、「あらゆる事態を想定してリスク管理が出来ている」と印象付けるこ とができ、審査に好印象を与えることができます。

③独自性
業歴が浅くても、その業界において自社が通用するポイントを簡易に説明することが重要です。例えば、競合他社と比較し専門人材が豊かである、特許がある、など自社の優位性を伝えることが重要です。