消費者金融などのノンバンクからの事業資金の融資について

【ノンバンクとは】
ノンバンクとは、消費者金融などの銀行ではない金融機関になります。
簡単に言うと、預金業務は扱わない融資専門の金融機関ということです。

【ノンバンク融資の特徴】

①融資スピードの速さ
その特徴は、柔軟な審査と融資にスピードにおいて定評があります。
銀行融資が平均的に１週間かかるとして、ノンバンク融資については、最短〇分などの審査を謳うところもあります。

②金利
ノンバンク融資のデメリットは上限金利
ノンバンク融資のデメリットのひとつには、上限金利が挙げられます。ノンバンク融資と銀行融資を比較した場合、上限金利は銀行融資よりもノンバンク融資のほうが高い傾向があります。

たとえば、大手消費者金融の上限金利は実質年率18.0%程度となる傾向があります。それに対し、銀行の上限金利は実質年率14.0%程度となる傾向があります。

必要書類
ただし、ノンバンク融資も銀行融資も事業資金を借り入れる場合には、個人向け融資よりも融資額が多くなる傾向があるため、それにより審査時間も長くなる傾向があります。また、個人向け融資とは異なり、事業計画書などの書類も必要になるため、金融機関から融資を受ける際は、審査にかかる時間の目安を担当者に確認しておきましょう。

ただし、適用金利は契約者ごとに異なります。また、適用金利は融資限度額などの契約者の条件によっても異なるため、銀行融資よりもノンバンク融資のほうが適用金利は高いとは言い切れません。利用するノンバンクや銀行によっても異なるため、それぞれの金利についてはあくまでも参考程度に留めておきましょう。

まとめ
今回はノンバンク融資とは何かを解説してきました。ノンバンク融資は銀行以外の金融機関から融資を受けることを指し、適用される法律はそれぞれ異なります。

ノンバンクから融資を受けることを検討中の人は、銀行との違いを理解し、どちらから融資を受けるかを決める判断材料のひとつにしてみましょう。