消費者金融などのノンバンクからの事業資金の融資について

【ノンバンク融資とは】
ノンバンクとは、銀行や信用金庫・労働金庫以外の金融機関のことです。
ノンバンク（消費者金融、信販会社、事業者金融会社、リース会社等）からの融資を「ノンバンク融資」と言います。

【ノンバンク融資の特徴】

＜メリット＞
①融資スピードの速さ
その特徴は、柔軟な審査と融資スピードです。
銀行融資が平均的に融資まで１週間～２週間かかる一方で、ノンバンク融資については、２、３日程度、または最短〇分などの審査を謳うところもあります。

②急な資金ショートに対応可能
突発事象が起こり、急な入用が発生した場合に、簡易な審査と短期間で融資を出してくれる可能性があります。また、経営状態が赤字だから融資はしないという姿勢ではないので、
一時的な助け舟となってくれる可能性があります。

＜デメリット＞

金利の上限が高い
上記のメリットがある反面、ノンバンク融資は銀行などの民間融資と比較すると、ノンバンク融資のほうが金利の上限が高く設定されることが多いです。
 消費者金融の金利上限は年率18.0%程度が多いですが、それに対し、銀行は高くても年率15％以内にはおさまります。

なお、民間の金融機関から、ノンバンクの利用=資金繰りが圧迫している企業と捉えられる可能性も否定できませんので、突発的で急な入用がない限りは、まずは民間の金融機関の利用が望ましいでしょう。