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創業融資の面談時のポイント

創業融資の面談時のポイント

起業する際の資金調達には欠かせない創業融資。この創業融資を受けるには、いくつか審査を通らなければなりません。 そんな審査の一つとして、面談があります。

「どのようなことを聞かれるのだろうか」「ちゃんと答えることができるだろうか」初めて融資を受ける方はそんな不安を抱えることでしょう。
今回はそんな面談について、何を聞かれてどのように答えれば良いのかを、注意すべきポイントを含めてご説明します。


創業融資の面談の内容とは

実のところ、日本政策金融公庫は、創業審査の具体的な審査基準を持っていません。 というのも、創業計画書や職歴、自己資金などを総合して審査を行うため、それらを数値化して基準を決めることができないからです。 そのため、面談での質問というのが、審査を行う上で非常に重要になってきます。

聞かれる項目は主に

・自己資金はどうやって集めたか

・公共料金や家賃などに滞納はないか

・創業の動機は何か

・事業の経験はあるか

など、創業計画書の内容に準じたものがほとんどです。

融資担当者は過去の実績がない初めて創業するものに対し、創業計画書などの必要書類から信頼できるかを判断しなくてはなりません。 そのため、創業計画書の内容を創業者がしっかりと把握しているか、各項目の細かい部分まで答えられるかを確認することで、融資をするかしないかを決めます。


受け答えの仕方とポイント

面談時の大きなポイントととしては、「貸したお金がしっかりと返済できるか」を確認できるかどうかです。 つまり、「この人はしっかりとお金を返してくれる」と融資担当者が判断すれば、融資を受けることができます。

「この人はしっかりとお金を返してくれる」と判断させるコツとしては、「自分ならどのような人にならお金を貸しても良いと思えるか」を客観的に考えることです。 その時の基準として、本人の資質、自己資金、創業計画書の3点をしっかりと準備できていて、かつ内容を抜け漏れなく回答できるかどうかを基準にするのがポイントです。 この3点に漏れがなければ、まず面談で受け答えに詰まるということはありません。

目次1に記載したように、基本的に面談の際の質問は必要書類の各項目からされます。 つまり、必要書類の作成段階で手を抜くことなく細かく具体的に記載をしていれば、面談での質問にも対応することができるということになります。 特に創業動機や自己資金のことなど、信頼に関わる部分はよく聞かれます。

根本的に曖昧な回答をしたり、緊張からうまく回答できないというような事態になってしまった場合は「この人は信用できない」と思われる可能性もあるので、自信を持って面談に挑めるように、各書類の内容を頭に叩き込んでおきましょう。 はっきりと、具体的に、根拠と自信を持って質問に答えることがとても重要です。

必要書類をしっかりと対策することが、必然的に面談の対策になるので、書類作成の段階から面談を見据えて記入を進めるようにしましょう。


創業融資の面談に限らず、ありとあらゆる面談に共通して言えることが、はっきりと具体的に回答をしなくてはならないということです。創業融資の場合、お金の貸し借りが関わってくるので、曖昧な回答をする人やこれから始める事業のことを把握していない人にお金を貸すことはできません。上記で説明したポイントも含めながら、面談の対策をしていきましょう。