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法人と個人どちらが有利なのか?

法人と個人どちらが有利なのか?

新しく事業を始めようと思っているけど、法人として会社を設立すべきか、個人事業主として開業するか悩まれている方はかなり多いかと思います。実際のところ、法人と個人では違いがあるのでしょうか?
今回はそんな疑問を解決すべく、法人と個人の違いについて説明していきます。


法人と個人ではどのような違いがあるのか

実際のところ融資の場面だけを見ると、法人と個人で大きな違いはありません。 基本的に創業計画書の自己資金額や、事業の経験の有無などの判断基準を満たしていれば良いので、法人と個人で判断基準が変わるというわけではありません。

ではどのような場面で違いがあるのでしょうか。

まず法人で立てる際のメリットとして、信用が高いという部分が挙げられます。 個人事業主に比べて資金集めや組織力の強化などがしやすいことから、対外信用力があり、取引先の開拓や従業員の確保が楽になります。 また、節税できることや、決算日を自由に決められることなどもメリットに挙げられます。

それに比べて個人事業主は信用が低く、資金集めや従業員の確保が大変で、決算日が固定となっています。 しかし、維持コストがあまりかからなかったり、経理の手間もあまりかからないというメリットがあります。

法人と個人の違いは、主に事業を行っていく中で出てきます。


法人と個人はどちらが有利なのか

結論から言うと、現在はどちらが有利でどちらが不利などと言うことはありません。

かつては最低資本金を必要とした法人の方が、融資を受けるには有利と言われていましたが、2006年に法律が変わってからは資本金が1円からでも設立できるようになったので、法人だから有利と言うことは無くなりました。
もちろん現在でも法人として資本金をたくさん持っていれば有利に進みますが、これは個人事業主であっても同じことです。

創業融資を受けるにあたって法人か個人かで有利不利はありませんが、先に説明したように創業するにあたっては法人か個人かでメリット/デメリットは変わってきます。
法人設立となるとまとまった費用もかかりますので、設立前に税理士などの専門家に相談し、自分の場合はどちらが向いているのかを判断しましょう。


創業融資において、法人か個人かで有利か不利かの違いはありません。しかし、創業となるとそれぞれメリット/デメリットが存在します。
自分の考えている事業を、果たして法人としてやるべきなのか、それとも個人としてやるべきなのか。創業後のメリットやデメリットを含めて考えていかなくてはなりません。

考える際にどうしても不安な場合やわからない部分がある場合は、必ず専門家に相談しましょう。自分一人で全て考えて失敗するリスクを抱えるより、専門家に協力してもらい、より確実な方法を取れるようにしていきましょう。