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日本政策金融公庫の融資面談で聞かれやすい質問と注意点について

日本政策金融公庫の融資面談で聞かれやすい質問と注意点について



おおまかな流れとして、創業計画書などの提出資料をベースに面接は進みます。
どの内容も提出書類に沿った回答をするよう気を付けましょう。

【創業動機について】
事業への強い思いや熱意を聞かれます。
 融資の返済を行うためには、事業を継続して利益を出し続けなければなりません。それには、継続して事業をやりきる強い動機が必要です。事業の途中で投げ出す可能性があるような弱い動機では、融資が難しいです。
 業界を経験して問題意識を強く認識し、顧客ニーズがあったので創業を決意したというような、経験に基づいた動機をアピールしましょう。

【事業主の経験・強み】
過去の業界経験などを活かした、業界で生き抜くためのアピールポイントを伝えてください。高い技術力や過去の表彰実績等があればアピールしましょう。

【事業内容について】
ビジネスモデルを説明しましょう。複雑であればパワーポイントなどで別紙詳細を作成するのも手です。利益が出る体系であることを理解してもらえるように伝えましょう。

【競合他社比の優位性】
 その業界に競合他社があれば、自社が生き残っていける優位性を伝えましょう。「他社と比べてこの部分が差別化要因となる」と具体的に答えることが重要です。
 仮に同業他社との同様の商品を取り扱う場合でも、「コストを他社と比べて格段に抑えて事業ができる」ことも強みとなります。

【取引先との入出金のサイクルについて】
事業経営のうえで入出金について理解しているか聞かれます。
販売条件について、現金なのか、掛け売りなのかなど、どのような条件で販売するのか
また、仕入条件として、現金なのか、買掛や手形払いなのか、支払いサイトはどうなっているのか理解して回答できるようにしましょう。
また、販売・仕入先の選定基準についても理解して即答できるよう準備しておきましょう。

【お金に対する意識の確認】
・借入金の状況
借入の現在の状況を聞かれます。カードローンなど借金がある場合には、さらに事業の借入が加わった状況でも問題ない旨を、融資担当者に伝える必要があります。
・過去の支払いが順調か
通帳明細により資金管理の能力を見たり、大口の入出金についてチェックされます。公共料金や家賃などがしっかり支払いしていること、大きな金額については理路整然と説明できることが重要です。
なお、計画性生をもって自己資金を積み立てた経緯も確認対象となります。

【財務面資金繰りなどの財務面】
資金繰りは重要な項目で聞かれます。資金繰り計画により、借入れの返済原資をしっかり作っていくことを説明できるようにしておきましょう。

【売上計画、収支計画の妥当性】
売上と経費の根拠はとても重要な項目です。甘い計画でないか、不安に思わせないように具体的な数値とその根拠を完結に回答できるようにしておきましょう。

【事業が想定通り進まない場合にどうするか】
計画通りに進まない場合にどうするか聞かれます。経営者に必要な、臨機応変に対応できる力があるかチェックします。
事前に最悪のシナリオをご自身で想定し、その最悪のシナリオに沿っても、収益が維持できるなど用意しておくと良いでしょう。あらゆる事態を想定しその対応策を用意していることを伝え、融資担当者に「リスク管理が出来ている」と印象付けることが重要です。