【脱毛サロン】の開業におけるポイント
【起業】
女性脱毛の市場規模の見込みに大きなブレがみられるものの、脱毛関連市場は、エステティックサロン市場で大きな割合を占めています。
開業タイプは以下の通りです。
1.医師が関与するクリニック
2.医師が関与しない民間のサロン
①エステティックサロンからの特化型
大手系列とその他既存サロンからの専門化、つまり、サービスを特化しての開店となる。
②経験者による独立開業型
エステティックサロンでの従事経験者などが独立して開業
【必要な手続き】
特に営業許可等は不要です。ただし、利用者の信頼確保のため、資格の取得やサロンの認定を受けることが推奨されます。
【起業にあたっての留意点】
・脱毛機器は低価格化が進み、低価格でのサービス提供も可能となっています。しかし、一定の顧客を確保するためには、ある程度の台数を揃える必要もあり、初期投資負担がやや大きくなっています。したがって、低価格でのサービス提供による集客ばかりに気を取られず、初期投資の回収期間が、適正範囲(5~10年以内)となる価格設定も重要です。
・利用者の維持や増加のためには、サービスの充実だけに留まらず、販売促進の工夫を常に心がけておくことが必要です。顧客満足度の向上によるSNSや口コミでの評価による利用客増を図る努力が成功のポイントとなります。
・経営の安定には、施術技術の質の維持・向上は不可欠であり、さらに接客態度やコミュニケーション能力の向上なども求められます。そのため、事業所の内外での研修などを定期的に実施することも有効な取組みです。
(参考HP)
J-Net21HP https://j-net21.smrj.go.jp/help/index.html