日本創業融資支援センター

無料相談会申込みは
コチラ

融資審査のポイントである自己資本比率とは?

融資審査のポイントである自己資本比率とは?



【自己資本比率とは】

 自己資本比率とは、全資本に対して自己の資本がどのくらいあるのかを示した比率を言います。銀行の融資で大きなポイントとなるのが「自己資本比率」です。
 融資担当は常に、貸した融資を返済してくれるか、返済原資はしっかりとあるのかを探っています。そして、その基準となるのが、会社の安全性を示す「自己資本比率」です。

自己資本比率=自己資本※1/(他人資本※2+自己資本※1)×100

※1:自己株式、株主出資金、準備金、余剰金などの返済が不要な資本
※2:他人から借りた資金(銀行借入金)などの返済が必要な資本

上記計算式の通り、自己資本比率とは、全資本のうち、自己資本がどれくらいの割合を占めているかを示すものです。自己資本比率が高いということは、他からの借り入れに頼らなくても安定して経営を回していけることの裏返しとなります。

【自己資本比率は審査に影響する】

 自己資本比率が30~40%であれば安定した企業とみられます。それ以上だと優良企業と判断されることが多く審査において好印象となります。

 逆に借入過多になってくると、他人資本が増加し、自己資本比率は低下します。貸しても返ってこない可能性を不安視され、融資に至らないケースもあります。
このため、自己資本比率を日頃から意識しておくことが重要です。

なお、自己資本比率の改善例としては、役員借入金を資本金に振り替える方法や、有価証券などの売却益を負債返済に充てたりする方法がありますので検討してみるのも良いでしょう。