【パーソナルトレーニングジム】の開業におけるポイント
【概要】
近時、コロナの影響から外出してスポーツすることが出来ず、体形を維持することができなくなっている人が多くなっています。このため、コロナ終息後にジムに通うことを考えている方も多いことから、潜在的なニーズを含めて伸びしろがある分野です。
パーソナル・トレーニングでは、個人個人に応じたトレーニングメニューを組むため、手厚いサポートにより結果につなげられることが利点となっています。
【開業手続き等】
特に許認可等は必要ありませんが、「個人事業の開廃業等届出書」を、現住所の所轄の税務署に開業後 1 ヵ月以内に提出しなければいけません。
【開業のポイント】
・コミュニケーション能力
パーソナルトレーニングジムでは、トレーナーのマンツーマンで指導を行うため、顧客に対してのコミュニケーション能力が求められます。結果を達成するために、フレンドリーに接する部分と緊張感を保つ部分をうまく使い分けて接することが重要です。
・技術力
顧客に信頼感を与えるため、資格を保有しておくことも一つの差別化となります。
パーソナルトレーナーの民間資格には以下のようなものがあります。
〇NSCA-CPT(認定パーソナルトレーナー)
〇CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
資格を保有している場合は、HPやSNSで必ず記載して、ジムの信頼度を向上させましょう。
・ターゲットを明確にする
高年層や初心者の健康維持や運動不足解消を目的とするのか、または主婦のシェイプアップを目的とするのか、コンセプト明確にして、それに応じてメニューを構成する必要があります。例えば、女性専用のジムにするなども差別化要因となります。
・集客の工夫
SNSを通じて所属トレーナーの雰囲気を伝えることも重要です。複数のタイプのトレーナを紹介できれば、様々な顧客の要望に対応することが出来ます。